PiDAC4497ネットワークプレーヤーの製作(その1)
ネットワークプレーヤーについては、つい最近まで自分には関係ないものを思っていたのですが、ある日近くの書店で見かけたトラ技2015年9月号の記事を読んで俄然興味を覚えました。
その後、DACボードを何枚か購入し、音楽再生ソフトも複数試してみて、「これは面白い。」と思うようになりました。
従来のCDプレーヤーと比べて再生するための作業が楽で、これまでの「①聴きたいCDを探す→②プレーヤーにセットする→③スタートボタンを押す。」こうした手数を踏む必要がないのが素晴らしい。贅沢な話ですが、この面倒くささがオーディオから遠ざかっていた一因のような気がしました。
また、何よりボードやソフトを入れ替えることで、手軽に音の変化を楽しめるのが面白くて思わずハマってしまいました。
そんな中、昨年の年末にお気楽オーディオさんからAK4497を使ったPiDAC4497がリリースされたのを機会に、「これを使って真面目に作ってみよう。」と考えました。
今年の正月、久しぶりにハンダゴテを使いました。シャーシ加工も20年ぶりです。やっぱり物を作るのは楽しいです。失敗も含めてですが..
完成後の外観と内部の写真です。